2011年10月11日

Tier(ティア)−データセンター用語

米国では、データセンターの信頼性基準として「Tier Performance Standards」がある。これは、データセンターを運用する数十社の企業が集まって「The Uptime Institute(TUI)」という組織を作り、それぞれの蓄積した情報やノウハウを集大成して開発した認証基準のこと。

TUIは、データセンターに要求されるパフォーマンス・レベルに合わせ、施設要件を4つの階層(Tier-1〜4)に分類している。Tier1からTier4まで4段階の評価レベルがあり、数値が大きいものほど品質が高いことを表す。また、Tier-1〜4はベンチマーク用として一般に公開され、データセンターを格付けし、データセンターの信頼性に関する認証も行っている。

Tierで定める施設要件には、立地条件や建物の堅牢性、電力の供給経路、電源容量、UPS(無停電電源)、自家発電機の連続運転時間などや配置設備の冗長構成、スタッフの配置状況に至るまで、様々な観点で評価を行っている。

Tierはこのように米国の業界標準になりつつあるが、日本でこの評価基準を適用しようとすると、様々な問題が出てくる。例えば、立地条件および電力会社から供給される電力の信頼性の違い、地震発生頻度、年間を通じた温度・湿度の変化、さらには消防法の違いなど、日本版のTier基準がないために解釈が困難なところがある。

日本では、日本データセンター協会(JDCC)が、日本における商用電源の信頼性の高さや日本製品の品質の高さ(故障率の低さ)、日本の消防法といった日本の実情に即したデータセンターのファシリティ基準として「データセンターファシリティスタンダードの概要」を2010年10月18日に策定・公開している。
posted by ミニミニ管理者 at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 用語辞書



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